思考のボトルネックを解除しよう!

思考のボトルネックを解除しよう!

思考のボトルネックを解除しよう!

[内容]

様々な問題に関する思考をステップに分け、ボトルネックの考え方にあてはめてみる。



[感想]

この本は書いてある中身に関しては大したことはない。フレームワークだの、情報収集法だの、自己認識だの。この本の意義は思考をそれらのステップに分け、ボトルネックの考え方をあてはめたところにある。こうすることで、自分がなぜうまくいかないのか、どこが悪いのか、俯瞰的に見ることができる。

私の例でいえば、理系の進んでいるため、技能に関しては問題ないが、情報(新書など)と手法(問題解決などの教科書)の本を読んでいる。と言える。なんとな〜く分かっていることだけど、この本のように明文化してみることが大事。

しかし!思考をステップ分けしてボトルネックを探す、ということだけがこの本の重要なポイントなので、短くしようと思えば、30ページぐらいの本になると思う。



[概要]

同一システム内ではボトルネック以外は頑張っても無駄。

ボトルネックは移動する。



ボトルネック改善

1.ボトルネックの特定

2.ボトルネックを最大限活用

3.他を、ボトルネックに同期させる

4.ボトルネックの能力を引き上げる

5.また1.に戻る



思考のボトルネック=知識/選択/生・活力



知識のボトルネック=情報/手法/技能

選択のボトルネック=認識/選択/前提

生・活力のボトルネック=健康/習慣/好奇心



いつもどこで困っているか→ボトルネックの発見




情報

ECRS:

E Eliminate(なくせないか)

C Combine(一緒にできないか―アウトソーシング

R Re-order(順番を変えられないか)

S Simplify(単純化できないか)



エフェメラライゼーション:Ephemeralization 行為の短命化、ただ一度だけ

何度も同じことをするなら、一度で済ませられないか



時間当たりの出来高最大化

速読、オーディオブック、ながら族、セミナー



収集すべき情報の対象領域を絞らないと、どんなに効率化しても、希少な時間とお金が浪費される。

情報収集の対象領域を層別して、優先順位をつける。

例:仕事に関係する領域+一般知識+趣味+時間があったら読む領域



手法

フレームワークは適用する範囲を確定する必要がある:スコーピング

1.ヌケ・モレなく全体論的に、

2.レベルをそろえて



例:

5つの力=自社+顧客+競合他社+サプライヤー+代替品

3C=Company+Customer+Competitor



ロッジックツリー、マインドマップ、仮説思考、フェルミ推定MECE、マトリクス、モデリングなど。



技能

「知っている」レベルでは不十分。



机上練習:

1.何度も練習

2.シュミレーション

3.ケーススタディ



実地練習

1.ゲーム

2.ディベート

3.ロールプレイング

4.見よう見まね



会社にいれば失敗はできる。

いつもビビっていては学びの機会はなくなる。



選択のボトルネック

認識:自分はどこにいるのか

選択:自分はどこに行くのか

前提:自分が思い込んでいる前提は何か



自分はこの程度だ、と思った瞬間に、すべての可能性を閉じ込めてしまう。



ステップ1:自分は何者で、今何をしているのか(認識)

ステップ2:自分は何がしたいのか、何になりたいのか(選択)

ステップ3:それはできるのか、なれるのか(前提)



短期的視点:

1.「重要」と「緊急」の軸

2.「好き」と「得意」の軸 (嫌いの理由が、単なる思い込みの場合がある)

3.今いるところで真剣に頑張る軸



長期的視点:

1.自分を「たな卸し」する ― どこから来たのか

2.未来を夢見る視点、未来から見る視点 − どこへ行くのか



「前提」を見つける問

なぜそうなのか?

なぜそうなってはいけないのか?



対立から「前提」を見つける

1.考え方にコンフリクトを見つけて

2.コンフリクトを生んでいる「前提」を見つけて、

3.その「前提」が正しいのかどうかを検証し、

4.正しくなければ「書き換える」

ビジネス脳はどうつくるか

ビジネス脳はどうつくるか

ビジネス脳はどうつくるか

[内容]

これからの時代に必要なビジネスのやり方。



[感想]

まず、何の本か分からない。まえがきもないし、裏表紙にも何も書いていない。目次を読んでもわからない。というのも当たり前で、この本は今北純一が出版社の人と話している内容をまとめただけらしい。内容も「オッ、これはすごい!」というような内容はなく、「どっかで聞いた・・・」というような内容ばかり。改めて文章として読むことができたという点だけはこの本の価値として評価していいと思う。



[概要]


固定観念や既成概念を取り払うことが、これからのビジネスに必要な知性。



自分の本当にやりたいことを、本気でやれるかどうか。



M:ミッション

    具体的かつ本当に自分が好きでやりたいこと

V:ビジョン

    夢を実現するための『この道筋で自分は行くんだ』というロードマップ

P:パッション

    ビジョンを、山頂へ向かって実行するプロセスで燃やす情熱、『夢をとことん追いかける』エネルギー



『何かやりたい』というパッションだけでもいい。ミッションとビジョンは後からついてくることもある。

大事なのは、なぜ自分はそう感じるかを考えること。



ヒューマンケミストリーにのっとったネットワーキングは、自分にとって最大の財産となる。





これからの時代は無形資産の国際化。

無形資産をテコに総合力を発揮して、初めてリーディング・ポジションを堅持できる時代になっている。



経営手法のピラミッド

Mission/Vision/Grand Design/部分設計/経営改革/オペレーション



グランド・デザイン=Strategy+Finance+Organization



日本にはグランドデザインを軽視し、オペレーション改革ばかりやる会社が多い。



重要なのは、「M&Aありき」という前提からのアプローチや、綿密な分析・評価なしに経営者のカンや営業的類推だけで押し切るというアプローチは失敗を招く確率が高いということ。



M&Aの3・3・3の原理

M&Aを発表したら、3日以内に統合を統括する代表者を指名し、次の3週間以内に統合委員会の構成メンバーを選択・任命し、そして3か月以内に経営戦略計画書を策定する。



長期トレンドの動力学を把握するには、経営現象の動向はもちろん、技術開発の動向、社会現象の動向、環境問題や政治の動向も考慮しなくてはならない

さらに、それらが自分達の身を置く産業セクターにどのようなインパクトを与えるのか、国内・海外において競合する市場の構造にどのような変化をもたらすのかについて、自らの目で分析し、見通しを立てる必要がある。



日本は強力なカスタマーなので、そのパワーを国家戦略的に活かすべき。

日本は技術にかけては世界一だが、経済と外交がリンクして問題が込み入ってくると、すぐお手上げになってしまう。



オペレーションに埋没せず会社の将来を見据え、『ミッション/ビジョン/グランド・デザイン』のピラミッドをしっかりと構築する人材を登用する企業こそが、蘇生させ、組織の中の個人のモチベーションを引き出す。





商品やサービスを提供する側の行動様式が、顧客の試行・希望・注文・不満そして潜在的な需要といったものを必ずしも反映しておらず、サプライヤーの論理を一方的にカスタマーに押し付けているケースがある。

サプライヤーサイドの視点と、カスタマーサイドの視点の、両方を持たなければならない。



新しいビジネスモデルを作るなら、『カスタマー主体のビジネスモデル』でなければならない。

まず、カスタマー再度にたった商品コンセプトを確定し、その商品を想像するために必要なコンピテンスは何かを考えるべき。

そして、そのコンピテンスを形成する要素を持った人材を社内で探し、束ねていくアプローチを取るべき。



絶対重要(顧客自身がまだ気が付いていない、あるいはその必要性をすぐには理解できない必要不可欠となりうるニーズ)を発掘する。

「リクエストがないからニーズがない」は間違い。

B2Bにおける絶対重要の探索には、「時代環境や顧客の事業形態の変化を常時把握し、分析し、予測する」ことが不可欠。

柔軟な頭でエンドユーザーの立場から発想することはどのような分野においても、絶対重要の発掘には有用なアプローチとなる。



業種を超えたウォンツが、新しいマーケット・セグメントを形成している可能性がある。





「冒険」と「安定」の間で迷う、というフェーズを何年か続けてしまうと、もうだめ。次の世界には踏み出せない。

葛藤が生じたとき、今の「両方頂き」の世界が永久に続くはずはない、と疑わなければいけない。

ただ、現代は会社の中でも「個」が求められる時代になっているので、無理に社外に飛び出さなくても構わない。

影響力の武器

この記事を読むのにかかる時間:約6分

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか


[内容]

人を無意識のうちに動かす影響力を紹介し、それらの影響力の原理、防衛策を多様な実例、心理学の実験例を交えながら、明らかにしていく。



[感想]

これは現代社会に生きるうえでは読むべき本だと思う。重要なのは、これらの影響力がたとえ知っていても影響を受けてしまうという点だな。どれだけ、「贈り物をされてもそれは判断に影響を与えません」と言っても必ず影響されてしまう点だ。つまり、自分がこれらの影響力を受けてしまうということを認識しておくことが大事。影響を受けるのはしょうがない。

これらの影響力って悪用できるよなぁ・・・でも、相手にも満足感が残るようなコミットメントの原理とかは、どんどん使うべきじゃないかな。逆に悪用されないように気をつけよう!



似たような本をこちらでも紹介してますので、是非見てみて下さい。
予想どおりに不合理 - ゲッティング・ベター


[概要]

あらゆる動物に規則的な反応を引き起こす、引き金的特長が存在する。この引き金特徴を細工することで、状況に全く不適切な行動を導くことができる。これは人間にも当てはまる。刺激が複雑化することで、それに対する簡便な方法としてこれらの引き金特徴は成り立つ。この引き金特徴を悪用することで利益を得る人間がいる。しかも、人間はこの影響力の存在に気付かない。



例:コントラストの原理

順番に提示されるものに対する認識に影響を与える。

うまく機能するのみならず、事実上見破ることが不可能である。





1.返報性

=他人がこちらに恩恵を施したら、似たような形でそのお返しをしなくてはならない。

このルールにより、社会の持続的な人間関係、交流、高官が可能になる。



無料試供品『何の義務もないので、3日間この商品を置かせてください。』



3つの特徴

1.極端までに強力な力ゆえ、普通は要求を受け入れるか決めるはずの諸要因の影響力を凌駕してしまう。

2.望まない好意を最初に相手から受けた場合も適用され、借りを作る相手を選べない。

3.不公平な交換が導かれることがある。



恩義の感情は、心の中に不快感と、恥をかくかもしれないという危険性を生み、大きな心理的負担を生む。



拒否したら譲歩=相手の譲歩に返報しなければならない(返報性+コントラストの原理+順序)

相手がイエスという傾向が強まるだけでなく、相手がその要求を実行し、将来の同じような要求も同意する傾向が強まる

ただし、最初の要求があまりに法外だと帰って逆効果。その後の要求は何も通らなくなる。

要求を受け入れるものは、取り決めにより大きな責任感と、満足感を抱く⇒将来の同じ要求も同意する。



防衛策

最初の好意や譲歩は誠意を持って受け入れ、後でトリックだと分かった時点で、それをトリックと再定義できるようにしておく。





2.コミットメントと一貫性

=ひとたび決定を下したり、ある立場をとると、そのコミットメントと一貫した行動を取るように圧力がかかる



根拠

1.社会から高い評価を受ける。

2.一般的に日常生活にとって有益

3.複雑な現代社会をうまくすり抜ける簡便方略が得られる。



理路整然と考えた結果、望んでいない答えがはっきりしてしまうことがあるため、私たちは精神的怠け者になってしまう。

頑固な一貫性の壁に閉じこもることで、理性の攻撃を避けられる。

立場を明確にすることで、その立場と強固に一貫して行動しようとする傾向が生じる。



『投票に行きますか?』

『圧力に耐えることができますか?』

『今日のご機嫌はいかがですか?』



承諾誘導の鍵=最初のコミットメントを確保すること、特に

1.行動を含み

2.公にされ

3.努力を要し

4.自分がそうしたかったのだとみなされる

コミットメントが最も効果的。(例、自分で書くこと

望んでいない方向に自己イメージを変えてしまう可能性もある。

「害の無い」譲歩が問題。



『目標を設定し、目標を書き留めること。』

陪審員制では、公開投票でなく、無記名投票にすれば、評決不能にならない。』

『チケットを買うために値段を問い合わせること。』



ローボール・テクニック=状況変わって、取引条件が不利になっても、相手を取引に固執させる。

不利な選択で相手を満足させられる。



コミットメントは、間違っているときでさえ、「自分を支える脚」を作るので、人はその決定に固執する。

つまり、多くの場合、人は自分のコミットメントを正当化する理由を付け加える。

その結果、そのコミットメントの効力は持続する。



防衛策

胃からの合図、心の奥底からの合図に気をつける。

「今知っていることをそのままにして時間を遡ることができたら、同じコミットメントをするだろうか?」

役に立つ回答をもたらすのは、最初にわきあがってきた感情。





3.社会的証明

=他人が何を正しいと考えているかに基づいて物事が正しいかどうかを判断する

「不確かさ」と「類似性」により、強力な影響力を持つ。

多くの人が要請に応じた、応じていると告げることで、ある人がその要請を応じるよう促すことができる。



どんな考えでも、それを正しいと思う人が多いほど、人はその考えを正しいと見ることになる。



不確かな状況は「集団的無知」を生む。



集団自殺

『自殺記事が同じような自殺を多く生む』



防衛策

類似した他者が行っている明らかに偽りの証拠に対して敏感であること。

類似した他者の行動だけを決定の基礎にしてはならない。





4.好意

=人は自分が好意を感じている知人に対してイエスと言う傾向がある。



好意に影響する要因

1.身体的魅力(想像以上に大きな力、才能や親切さや知性の評価を高める。同性でも成り立つ)

2.類似性(自分に似た人物に好意を抱く。『あなたとよく似ていますね』)

3.称賛(あまり露骨だと逆効果。『貴方が好きです、という挨拶状を送る』)

4.接触を繰り返す(快適な環境での接触=相互の協力で成功がもたらされる環境など、食事中の会話など)

5.連合(自分や商品を望ましいものと結びつける)



防衛策


養成者に対する自分の過度の好意に特に敏感になる





5.権威

実体にでなく、肩書き、服装、装飾品という権威の3つのシンボルに反応してしまう。



『医療ミス』

『機長症候群』



防衛策

「この権威者は本当に専門家なのか」

「この専門家はどの程度誠実か」←ただし、信頼を増す策略に用いられることがある。

『当社にとっては不利なんですが・・・』など。





6.希少性

=人は機会を失いかけると、その機会をより価値が有るものとみなす。



理由

1.希少なものはそれだけ貴重であることが多いので、簡便な判断材料になる。

2.手に入りにくくなるという自由の喪失は心理的リアクタンスを起す。



希少性の原理は、商品だけでなく、情報にも当てはまる。

制限された情報はより説得力がある。

そのメッセージが独占的な情報を含んでいるとみなされたときはより効果的。



『愛、銃、そして洗剤』

『情報の検閲』



最適条件

1.新たに希少になったとき(既に制限されているものよりも、新たに制限されるもの)

2.他人と競い合ってるとき



防衛策

希少性を含むような状況では、頭にカッと血が上らないように注意する。

まず興奮を収め、次に何故それが欲しいのかという観点からその機会の利点を評価する。

石油の支配者

石油の支配者 (文春新書)

石油の支配者 (文春新書)


[内容]

原油高を引き起こした犯人は誰だったのか?金融・政策・理論など多面的に論じる。



[感想]

前半の金融・投機の話はどこかで聞いたような話だったので、あまり刺激的ではなかった。もしこの話が本当なら、ゴールドマンサックスのしたたかさは恐ろしいな。全人類の敵じゃないか!

一番面白かったのは石油無機説とそれを裏付けるロシアの技術のお話。なんでこんな面白い話を前面に持ってこないのか疑問だったけど、恐らくこの無機説はトンデモ説だってことで10年前ぐらいに片付けられちゃってるんだろうな。それをロシアの石油技術躍進と結びつけることで、ここはワクワクしたお話が語られた。もしこの無機説が本当だとしても、ロシアがアメリカに勝たない限りは意味が無い!!

どちらにしても、バッケン油田の話などを聞くと、今後も石油枯渇などはありえないという気がする。どう考えても産油国は埋蔵量を少なく発表するだろう。その結果石油値段は高くなるかもしれないけど、それは問題ではないということだな。例えば採掘価格が10倍になったところで、価格に反映されるのはバレル100ドル以下というところだろ?採掘費用だけ考えれば、どう考えてもリッター当たり10円以上上がるのはおかしい!人類のエネルギー源が無くなるという問題でなく、日本の資本がエネルギー源の国へ流れていくということが問題なだけ。

アフリカ人はかわいそう。



[概要]

1バレル=159リットル



今回の石油危機は、他の危機と違って地政学的事件は起こっていない。



世界の金融市場(44兆ドル)>>先物市場全体(1800億ドル)

インデックス・スペキュレータはこの違いに注目し、先物に250億ドル(全体の18%)を投入。



石油のデータはいつも曖昧(埋蔵量、産出量、取引量)



投機筋を動かしたのは、アメリカの低金利政策もある。



原油の生産余力はわずか(1%程度)。



ブッシュ・クリントン政権はイラン・イラクに対する政策を通じて、原油の供給不安を意図的に煽り続けた。

その結果、イランは資源開発できない状況に。

また、イラクの主要油田は、すべてアメリカ軍監督下。



WTI(ウェスト・テキサス・インターメディエット)は世界最大消費地があり、原油先物価格を決めている。

ニューヨーク先物取引所(NYMEX)ではなく、ロンドン拠点のICEという企業を通した売買が盛んに(30%)。

なぜなら、NYMEXでは投機に対する米の取り締まりが厳しいから。

ICEはゴールドマンサックスが出資してできた会社。

つまり、原油価格はゴールドマンサックスがICEを通して投機することで動かしている!?

現に、ゴールドマンサックスは原油高を予想している。(先読みの信頼獲得、実際は自作自演)

ブッシュ政権はICEという投機の抜け穴を容認してきた



産油国と投機筋のつながり―オイルマネーが投機筋に還流



セブンシスターズ―ロシア、イラン、サウジアラビア、中国、マレーシア、ブラジル、ベネズエラ

彼らは、需要と供給の価格メカニズムを無視し、アフリカの油田権益を次々に取得。

見返りに、資源援助・インフラ整備、軍事援助。

アフリカ産油国にとっては、欧米諸国に比べ人権や民主化についての注文が少なくてよい。

彼らにとって石油は政治商品(サウジはイラクにバレル20ドルという国際価格の6分の1で売る)。

本来は親米サウジと反米イラクはこんなはずがない。

しかし、サウジ王子には反米派もいて、その政治商品として石油を使っている。

実際の石油採掘原価は概ねバレル10ドル以下(アフリカではバレル50セントもある)。

砂漠地方では、安いところでバレル1-2ドル。



世界の半分は安価な反米価格である。

日本での高価な親米価格は投機筋へ資本が流れる。

投機規制として、アジアの原油輸入国と協力して、独自石油市場を創世する手もあるのでは?

オバマは、原油高打開策として「バレル80ドル以上には、石油会社に対しバレル20%の課徴金を課す」というアイディアを出した。



国富ファンドは、規模も大きく、長期的な資産運用の取り組み姿勢も従来のヘッジファンドに比べ、遥かに大きな力を持っている。

エネルギー供給が他国の資本によって左右されかねないリスクが生じる。

赤いハゲタカ(中国の国富ファンド)の米企業買収の動きには、警戒が強まっている。



アメリカでは、過去30年間で一基も石油精製施設が建設されていない。

施設が足りず、日本・欧州から石油製品を輸入している。

アメリカは供給元を中東からアフリカへ移そうとしている。

アフリカの利権を中国・アメリカが争っている。



イージーオイル(開発容易な油田)はほぼピークアウトし、他は政治リスクがある高い油田のしかない。

しかし、産油国でも石油にはCO2の税金がかかるため、急いで増産するメリットは無い。



ピークオイル(ハバート博士)への反論

枯渇したからでなく、石油会社が生産を調整・ストップしたから?

安価な中東の原油に、アメリカの原油が負けただけ?

IEAの考えは、ピークオイルはあまりに極端で、資源はほぼ無尽蔵、問題は環境と採掘技術

ピークアウトしたのはライトスウィートのみで、他は当てはまらない。



北極には埋蔵量の4分の1が眠っていると考えられており、最後の古代石油フロンティア。



ロシアの原油無機説―マグマに近い超深度地帯で自然発生的に形成された資源である。

もともと、有機起源説は科学的立証がなされたとは言いがたい。(何故一部にだけ原油が出る?)

これに基づき、ロシアは油田再開発・新規油田発見を成功させた

旧ソ連が冷戦時代に蓄積した、超深度採掘技術。

エクソンユコスを通じてこの技術を捕ろうとしたが、プーチンに見つかりユコス社長は反逆罪。

この技術でベトナム産油国になった。

火山国日本も、アメリカを乗り越えてこの技術を手に入れるべきでは?



無機説・有機説、どちらが正しいかはまだ分からない

実は石油市場はダイアモンド市場(実際価格は100分の1)のような幻想市場だったのか!?

原油枯渇説は投機筋の打ち出の小槌だったかもしれない。



以上な価格乱高下の原因の一つに、正確な原油データが一つもないことが挙げられる。

1980年代OPECは産出量は埋蔵量に従うと決めたところ、クウェートは一晩で埋蔵量を50%増やした。

埋蔵量データは国外非出の極秘データで、当てにならない。



消費者にとっては、価格高騰よりも製油所不足が問題か。



今後2年で世界の3分の1はアフリカ産になる。

しかし、そのオイルマネーはアフリカを豊かにせず、一部の政府関係者にだけ入った

アフリカには環境汚染のみが残った

様々な部族がオイルメジャーの施設を攻撃するように。

この所、オイルメジャーはアフリカでの生産を継続することが困難に。

そこで、アメリカは米軍拠点をアフリカに築こうとしている。



京都議定書は1990年基準。1995年基準なら日本は苦労せずに済んだ。

京都議定書を堅実に守る日本は無類のお人好しか。



エンロンは環境ビジネスでのし上がった。

クリントン地球温暖化懐疑説を唱える学者を失脚させる嘆願書を出した。

また、石炭業界に仕掛けてブッシュ政権を誕生させた。

つまり、あるときは環境ビジネス、あるときは環境汚染企業からコンサル料を取った。



2006年アメリカで明らかになったバッケン油田は、サウジの埋蔵量の8倍とも言われる。



日本では、国家レベルでの石油政策を取り仕切る石油公団が、小泉改革の御旗の元で潰された。

日本人は、石油が政治商品であるという認識が皆無である。

日本の武器は、民生技術(逆浸透膜)、都市鉱山(アフリカより多い金は世界一)、海洋資源(海洋面積は世界6位)。



次の時代は、水こそが資源となる。



日本に欠けているのは世界の動きに対し、より感度の高いレーダーを働かせ新エネルギーの開発や自然と一体化したライフスタイルを打ち出すことだ。

人を動かす

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版



[内容]

人を動かす、即ちあらゆるコミュニケーションで必要となる原則(心構え)を3+6+12+9+7つと、それぞれについての例を数個ずつ。詳しく乗っている。



[感想]

原則意外と多いな!全部基本的だけど、全部常に意識して心がけるのは以外と難しいだろうな〜普段の自分の感情の動きに鑑みて。テクニック的な本かと思いきや、そうではなく、魅力的な人間の基本的なエッセンス、心構えを示したようなもの。実例が多く、長いので読み飛ばしても構わない・・・気がする。しかし、この本に取り上げられている原則ってのは、欧米というよりも日本的な美徳に近い気がするなぁ。『誤りを否定しない』とかアメリカ人やフランス人には無理じゃないの!?この本が売れてるのって日本だけなのかな?また、この本はだいぶ古い本みたいで、中には、『これはちょっと下手(したて)すぎない?安っぽすぎない!?』みたいな話もあるが、寓話として捉えるということで。



[概要]

人を動かす三原則

1.盗人にも五分の理を認める

人間はたとえ自分がどんなにまちがっていても決して自分が悪いとは思いたがらないものだ。

他人のあら探しは、何の役にも立たない。

他人を矯正するより自分を直す方がよほど得であり危険も少ない

人の悪口は決して言わず、長所をほめる。

神様でさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる。



批判も非難もしない。苦情も言わない。



2.重要感を持たせる

自ら動きたくなる気持ちを起こさせる。

自己の重要間に対する欲求は、人間を動物から区別している主たる人間の特性。

気に入ったことがあれば、心から賛成し、惜しみなく賛辞を与える。

しかし、一般の人は文句は言うが、気に入っても特に何も言わない。

この道は一度しか通らない道。だから役に立つこと、人のためになることは今すぐやろう―先に延ばしたり忘れたりしないように。この道は二度と通らない道だから。



率直で、誠実な評価を与える。



3.人の立場に身を置く

その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやる。

まず自分に尋ねてみる―どうすれば、そうしたくなる気持ちを相手に起させる事ができるか?

自分の要求を言わず、相手の要求の話だけをする。

焦点を自分でなく相手側にあわせる

客は自分で買いたいのであって、売りつけられるのは嫌がる。



強い欲求を起させる。



人に好かれる六原則

1.誠実な関心を寄せる

単に相手を感服させてその関心を呼ぼうとするだけでは、決して真の友を多く作ることはできない。

こちらが心からの関心を示せば、どんなに忙しい人でも、注意を払ってくれるし、時間も割いてくれ、また協力もしてくれる。

必ず心からの関心でなくてはならない。

一方通行でなく、双方の利益にならなくてはならない。



2.笑顔を忘れない

心にもない笑顔には腹が立つ。

自分と付き合って相手に楽しんでもらいたい人は、まず自分が楽しむ必要がある。

無理にでも笑ってみる。感情は動作を調整することによって、間接に調整することができる。



3.名前を覚える

時間・手間がかかるが、良い習慣は、わずかな犠牲を積み重ねることによって作られる。



名前は、当人にとって最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない。



4.聞き手にまわる

心から面白いと思って聴く。



5.関心のありかを見抜く

相手の関心を見抜き、それを話題にするやり方は、結局双方の利益になる。



6.心からほめる


誠意を込めて重要感を与える。





人を説得する十二原則

1.議論を避ける

議論に負けても、その人の意見は変わらない

意見の不一致を歓迎せよ―二人いていつも意見が同じなら、そのうち一人はいなくても良いということ。

最初に頭をもたげる自己防衛本能に押し流されてはいけない

意見が一致する点、賛成できる点を探せ。

相手の意見を良く考えてみる約束をし、その約束を実行せよ。

早まった行動を避け、双方がじっくり考え直す時間を置け。



2.誤りを指摘しない

おそらく私の間違いでしょう。私は良く間違います。ひとつ事実を良く考えて見ましょう

相手の出方が優しくて巧妙だと、あっさりと兜を脱いで、むしろ自分の率直さや腹の太さを誇りに感じることさえある。

控えめに意見を述べると、相手はすぐに納得し、反対も少なくなる。

自分の誤りを認めるのも対して苦にならなくなる。

相手の間違いを頭から決め付けるやり方は、効果が無いどころか、結局は相手の自尊心を傷つけ、皆からも敬遠されて、話し合いもできなくなる。



相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。



3.誤りを認める

自分の誤りを直ちに快く認める。



4.おだやかに話す



5.”イエス”と答えられる質問を選ぶ



6.しゃべらせる



7.思いつかせる

相手に相談を持ちかけ、できるだけその意見を採り入れて、それが自分の発想だと相手に思わせて協力させる。



8.人の身になる



9.同情を持つ

あなたがそう思うのはもっともです。もし私があなただったら、やはり、そう思うでしょう。

もしかしたら、自分が相手の立場だったかも知れない。

相手をやっつけるより、相手に好かれる方が、よほど愉快である

不幸な自分に対して自己憐憫を感じたい気持ちは、程度の差こそあれ、誰にでもある。



10.美しい心情に呼びかける

人間誰でも理想主義的な傾向を持ち、自分の行為については、美しく潤色された理由を付けたがる



11.演出を考える



12.対抗意識を刺激する

あくどい金儲けの競争ではなく、他人よりも優れたいという競争心を利用すべきである。



人を変える九原則

1.まずほめる



2.遠まわしに注意を与える

ほめて”しかし”叱る。ではなく、ほめて”そして”〜すればよい。とする。



3.自分の過ちを話す



4.命令しない

命令せず、意見を求める



5.顔をつぶさない



6.わずかなことでもほめる



7.期待をかける



8.激励する

能力に自信を持たせる。



9.喜んで協力させる





幸福な家庭を作る七原則

1.口やかましく言わない

2.長所を認める

3.あら探しをしない

4.ほめる

5.ささやかな心づくしを怠らない

6.礼儀を守る

7.正しい性の知識を持つ

   性生活さえ充実していれば、他の少々の摩擦は問題にならない

自分の小さな『箱』から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 156人 クリック: 3,495回
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[内容]

あらゆる人間関係のトラブルとなる、『箱』についての説明。なぜテクニックだけの人間関係改善法が通用しないのか?



[感想]

自己正当化するために、相手が悪者でなければならない。といった記述には、自分も思い当るところがある!例えば彼女に対して、先輩に対して・・・ポジティブに見るようにしようとしてもダメなんだよな。この本に書いてあることはどの自己啓発本にも書いてありそうなことだが、内容が物語形式、主人公に自分を重ね合わせつつ読み進めることで、自分も『箱』の中にいると気付くことができる。ただ、物語形式なだけに、少し読みにくい部分もある。主人公の疑問に全部答えているのか?

相手をポジティブに、人間としてみることが大事だ。



[概要]


周りの人を『我慢』しなくてはならない存在だと思っていないか?

人から人へ感染する、人間関係のトラブルの原因:自己欺瞞(箱)

箱の中にいると、自分に問題があることが見えなくなっている。



人間は、相手が自分のことをどう感じているかを察知して、それに反応する。

よって、自己欺瞞は感染する。

人間関係をスムーズにするための手法が威力を発揮するかどうかは、ここにかかっている。

外見上何をしているかでなく、心の中で相手をどう思っているかが大事。

相手に対して抱く感情は、こちらが箱の中にいるか外にいるかで決まる。



箱の中:相手は物、脅威・厄介もの・問題

箱の外:相手は人間、同じように希望もあればニーズもある。

→顔や名前を覚えようとする



箱の中・外は行動が違うのではない、それに対する自分の状態が違う。

ハードなことをする時も、箱の外でいられる。



自分は箱の外にいるか?

相手を1つの集団と見ていないか?



常に箱の外にいないといけないわけではない。



自分の感情を裏切ると、相手を責めてしまい、箱の中に入ってしまう。

自分への裏切り

1.自分が他の人のためにすべきだと感じたことにそむく行動を、自分への裏切りと呼ぶ。

2.いったん自分の感情にそむくと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。

3.現実を見る目がゆがめられる。

4.したがって、人は自分の感情にそむいた時に、箱に入る。

5.時が経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格とみなすようになり、それを持ち歩くようになる。

6.自分が箱の中にいることによって、他の人達をも箱の中に入れてしまう。

7.箱の中にいると、互いに相手を手ひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与えあう。



相手は変わらない、自分への裏切りが原因。

自分を正当化するようにしか見られなくなる。

自己正当化イメージを持っていると、結局自分しか見ていない。

お互いに、実は相手にさせたくないと思っていることを、させようとする。

箱の中にいると、自分が本当に求めているものが見えなくなる。

箱の中にいると、相手が問題をおこすことを求めるようになる。

何より求めるのは、自己正当化することになってしまう。

箱の外にいれば、相手が悪者である必要がなく、悪者にする必要もない。

問題は、行動そのものでなく、そのやり方。



箱の中にいると、自分に目を向けるだけで精一杯になってしまい、結果に気持ちを集中させられなくなる。

そういう人たちは、他人の成果を自分の成果に比べて軽く扱う。

自分の外側を責めるのは、自分自身が欠点を直しそこなっているという事実を正当化できるから。

組織を成功に導くために尽力しようと集まって人が、結局は互いに欠点を見つけては喜び、互いの成功をねたむことになる。



自己欺瞞』の病に冒された組織は、死に、あるいは著しく力が損なわれる。



相手に関心を持とうとし、相手のために何かをしたいと思うことが、箱の外に出ること。

相手に抵抗するのをやめると、箱の外に出られる。



箱の中でのテクニックは、相手を責める巧妙な手口になってしまう。



箱の中にいる時にしても無駄なこと

1.相手を変えようとすること

2.相手と全力で張り合うこと

3.その状況から離れること

4.コミュニケーションを取ろうとすること

5.新しいテクニックを使おうとすること

6.自分の行動を変えようと思うこと



箱の外の人間関係が一つでもあれば、箱の中にいる時間を減らしたり、関係を修復したりできる。

(箱の外の人間関係に相談せよ、ってことか?)



箱の外よりも、箱の中にいる時の方が、しなければならないことは遥かに多く、負担が大きい。



知っておくべきこと

・自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく。

・箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる。

・自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている。

・他の人々に抵抗するのをやめたとき、箱の外に出ることができる。



知ったことに即して生きること

・完璧であろうと思うな。より良くなろうと思え。

・すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活に、この原則を活かせ。

・他の人々の箱を見つけようとするのでなく、自分の箱を探せ。

・箱の中に入っていると言って他人を責めるな。自分自身が箱の外にとどまるようにしろ。

・自分が箱の中にいることが分かってもあきらめるな。努力を続けろ。

・自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを否定するな。誤った上で、さらに前に進め。これから先、もっとほかの人の役に立つように努力しろ。

・他の人が間違ったことをしているという点に注目するのでなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかを、よく考えろ。

・他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつけろ。

サンクコスト時間術

サンクコスト時間術 (PHPビジネス新書 66)

サンクコスト時間術 (PHPビジネス新書 66)

[内容]

限られた時間の中でいかにして成果を上げるか?そのために必要な『サンクコスト』という発想を紹介。



[感想]

非常に前向きになれる本です。テクニック的なものはあまり載っていない。S-TiBAのTipsとして、本書後半で少しだけ紹介されているが、これは本書の内容とはすこしかけ離れているように感じる。

とにかくに前を向いて生きろ、と。過去の連続の上に未来はない。過去を捨てるのは勇気がいるけど、こうして生きることが唯一、ずっと幸せでいる方法だと思う。



[概要]

過去にこだわらず、未来に向けてアクションを起こすこと



サンクコスト:もはやどうにもならないもの、とって考える上で除外すべきもの



自分にとってのサンクコストと相手にとってのサンクコストは違う。

自分が無駄な時間を過ごしたことは、相手にとってはどうでもよいこと。



時間だけは公平。



S-TiBAとは?

・S:Situation

今自分が置かれているのが、いったいどんな状況なのか、瞬時に理解する。

なにがゴールなのかを意識する。



・T:Time Left

期限内に結果を出せないなら無意味。

残された時間内で結果を出すことが最重要。

ゴールを残り時間に落とし込んで、次のアクションを考える準備をする。

絶えず残り時間を意識する。



・B:Best Answer

正解ではない。

正解などのないと割り切る。

結果に結びつく可能性が高い、ベストアンサー

限られた情報でしか判断できない。



・A:Action

ポジティブに、シンプルにそのアクションを愚直に実行する。

結果を視覚化し、無意識に体が動くように仕組む。



残り時間がある限り、S-TiBAを回し続ける。



Situation判断

1.ゴール意識、2.逆算式情報収集、3.シナリオ構成

先行して考えること。



Time Leftは標準工数

残り時間を「量」として捉える。その時間量の中に自分ができることを把握しておく。

タイム・プレッシャーによって、脳のドーパミン分泌が促進され、集中力とやる気が高まる。

普段から、仕事に制限時間を設け、自分の標準工数を把握する。

人生も残り時間そのもの。

・将来どんなビジネスマンになりたいのか?

・そのために、短期的なキャリアゴールをどこに設定しているのか?

・そのために、今何をすべきか?



Best Answerはオプション比較で

サンクコストかキーリソースか。

もはや「やれることはない」というレベルになって初めてサンクコスト化

自分の強み(キーリソース)を使って、戦略を組み立てることが肝要。

置かれたSituationによってサンクコストかどうか決まる。



Action―自信を持って行動

現状維持バイアスにとらわれないように。

成功する姿や結果を視覚化し、ポジティブに。

組織でそのイメージを共有する。

今という時間に最大限集中する、という基本姿勢。

正しいゴールと最善の選択肢が前提。



Tips

1.毎日スケジュール洗い替え術

GoogleCalenderなどで、とにかく予定を埋めてしまう。

毎朝洗い替える。

やるべき仕事リストを逐次更新し、その時点で優先順位が高いのはどれか見極める。



2.時間確保型スケジュール

自分の標準工数と照らし合わせて。



3.使った時間は発酵する

時間があれば、なにかしらの新しい情報を吸収する。



4.アンチ・サンクコスト発想

肝心なのは、達成したことを眺めて満足すること。

途中で投げ出さない理由を見つけて、作業を継続する。





半年に一度、これから自分がどうしたいのか、ゼロベースで考える。




失敗を嘆くのではなくて、糧にする。

過去の連続の上に未来はない。