自分をグローバル化する仕事術

自分をグローバル化する仕事術

自分をグローバル化する仕事術



[内容]

多様化社会の中で生きる仕事術



[感想]

最初の数章は『なんだこのアメリカかぶれ』みたいな感じだが、読み進めると前回のドラッカーと同じようなルールが出てくる。例えば、シングルタスク、長所伸ばしなんかはそのまんま。あと、ネットワーク、人脈が大事だというのは最近身にしみて感じる。かっこつけてないで、人脈づくりに励むべきだ。ちょっとだけ勇気を出して人脈を作れば、大きな糧となる。仕事で大きな成功をおさめるっていうだけでなく、効率よく、自分がハッピーに生きていくためにはこういったルールは身につけておくべきだろう。



[概要]

コミュニケーションのルール

1.自己主張ルール

お互いの相手の主張を聞くことも含まれる



2.対等姿勢ルール

異なった考え方を受け入れるのでなく、理解すること

アメリカ人はメールでは相手の顔が見えないので、控え目になる



3.単刀直入ルール

大切なのは『攻撃しているのではない』という態度

嘘はついてはいけない。

もし言えないことなら、いわなければ良い

4.ユーモアセンスルール

相手を茶化す冗談とユーモアは別



判断と実行のルール

1.テキスト化ルール

事実として残り、責任の所在が明らかに

自分にとって当たり前のことも、ロジックに基づいた説明を



2.罪分化ルール



3.トップダウンルール

一度決まったことには従う



4.即断即決ルール


アクションして体感する。

緊張感が重要になる



目的達成のルール

1.戦略思考ルール

コミュニケーションする際も、会話の目的、言い方などの戦略を意識する

戦略を作る時間と心の余裕を持つ




2.ワープ効果ルール

何かのきっかけや周囲の圧力でうまくワープ

いつもよりちょっと頑張るだけで大きな成功




3.シングルタスクルール

個性や利害のせめぎあいの中、ものごとを効率よく進めるには、シングルタスクで決着させ、後戻りしない



4.共有体験ルール

戦友・人脈を作る



自分磨きルール

1.緊張感ルール

目標を決めるのは朝がいい

決めた目標をビジュアル化

緊張感をモチベーションに変えるコツは、達成すべき目標を持つこと

思いがけないチャンスを積極的に受け入れることで成長できる




2.新陳代謝ルール

自分の望んでいない変化も、自分に必要な新陳代謝として前向きに受け入れる

思い切って古くなったものを吐き出す勇気




3.自立志向ルール

チャンスはその時は気付かず、あとから分かるもの

ダメもとでやってみることが自分磨きのポイント




4.生涯学習ルール

突出した専門性があれば、必ずぴったりの会社が見つかる

なんでもできる人より、専門性

専門性を磨くには、生涯通じた継続的な知識とスキルの習得が必要




チャンスをつかむルール

1.ネットワーキングルール

会社を超えて専門分野ごとに分業するのが基本

会社よりむしろ個人のつながり


人から頼まれたら必ず受け、自分の責任をきっちり果たす

頼まれ上手になる

会社の壁を超えた交流集会に多く参加することで、新たな見識を広めたり、大きなチャンスにつながる



2.長所伸ばしルール

自分の興味あることから入ると、楽にチャレンジできるようになって、人の価値も高まる



3.前代未聞ルール

自分なりの信念と責任と戦略を持つ

実績や実例は新しくない証拠

成功しなくても、必ずパワーになって新しい道につながる




4.早寝早起きルール

朝にきっちり仕事する

ブレックファーストミーティングは有効