経済ってそういうことだったのか会議
- 作者: 佐藤雅彦,竹中平蔵
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2002/09/03
- メディア: 文庫
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[内容]
竹中平蔵と佐藤雅彦の対談形式で、経済の基礎について解説。
[感想]
竹中平蔵個人の意見と、経済の基礎が混在している箇所もあり気をつけないといけない。たとえば、税金のあり方について、累進課税は私は当たり前だと思っていたし、格差を広げないようにすることがいいことだと今もおもっているけど、竹中平蔵の意見は違うらしい。竹中平蔵は、国民は恩恵を同等に享受しているのだから、税金は同等に支払わなければならないと考えているらしい。つまり人頭税。もちろんこんなことは民主主義の選挙制だと通りっこないのだけれど。だって、国民の半数以上は平均所得より所得が低いんだから。けど、サラリーマンの30%(40%?)が所得税を払っていないっていうのは確かにおかしい気もするな。どちらにしても、極端なのはよくないし、もう少し最低課税所得を引き下げるのはいかがかな?
[概要]
残念なことに、本の内容を打ち込む前に間違って図書館に返却してしまった・・・そんなに面白い本じゃなかったのでいっか。