ビジネスマンのための「発見力」養成講座

[内容]

あらゆるものに気付く、発見するために必要な発見力。発見力とは何か?養うにはどうすればいいのか?



[感想]

話にまとまりがない、ダブリも多い。なんだか当たり前のことばかりで、得るものは少ない。偉い(けどつまらない)人がしそうな話。つまり、私の嫌いな類の話だった。もっと方法論的なものが載っているかと期待していたが、ありきたりのことばかり。しかも、話のダブリが多い。この人本当に経営コンサルタントか?なんでこんな本が評価高いかねぇ・・・この本1050円もするのか、高い。図書館で借りてるから気付かなかった。



[概要]

見える力の大原則

1.気にしていると、ものは見える

2.思い込みがあると、モノは見えない

3.人は、自分に必要なことだけを選んでみている

4.人は、本当に必要なことを見ていないことも多い



発見プロセス

ステップ1:関心を持つ

    ・分解し、見るポイントを絞ると物は見えやすい

    ・全体像を推測しうる一点を見つける

    ・消えてしまったものに注目する

    ・先入観を疑う

ステップ2:自分の経験、他の関心事との関係付け

ステップ3:疑問を持つ

ステップ4:仮説(判断基準)を持つ

ステップ5:検証する



例:財務諸表の見方

    現預金・すぐ売れる有価証券など(手元流動性)は月商の何カ月分か?

    流動負債が流動資産より多いか少ないか?



発見力養成

1.他の人より勉強し、物事を根幹の部分から考える

    道具(ボスコンのプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM))知識を蓄え、引き出しを増やす

2.新聞を読む

    無理やりにでも関心の幅を広げる

    経済指標等の数字の見方=時系列+関連性の仮設

3.普通のものをたくさん見る

    ノーマルなものをたくさんみて、平凡なものと比較する

4.問題解決を極める

    問題解決の経験が問題発見のひとつの前提

    徹底して、深くやる

5.関心の幅を広げる・奥行きを深める

    興味のない新聞や雑誌もとりあえず買う

    責任を持つ



ものが見える10の小さなヒント

1.先に要点を知る

2.ヒントを先に得る

3.分解する

4.情報を減らす

5.気づいたことをすぐメモする

6.比較する

7.一部を取り換える

8.視点を変える

9.複数で話す(ビジネスコーチなどもある)

10.素直になる